有吉AKB共和国 [AKB48]

みなさん、この番組をご存じですか?
毎週木曜深夜0時55分から放送されている番組です。

といってもだいたいの方がご存じですよね。
有吉さんと小嶋さん、研究生がメインとなってやるグダグダな番組です。

普段はどうしようもない企画をやっていて
見る価値もないような日もあるんですが

おとといの有吉AKB共和国は一味違いました。
涙が出るほど感動させてくれるような企画だったのです。笑

どんな内容だったかというと(簡単に説明します。詳しくは自分で観てみてください。)

11期研究生の小嶋菜月さんと、12期研究生の高橋朱里さんが
劇団四季のミュージカルに挑戦するという企画です。

さらにもう少し詳しく説明すると、踊るのは劇中の1曲で
鏡に映ったように二人とも全く同じ動きをしなければならないものでした。
通常、プロでも2か月はかかるとされているこの踊りを二人はたった2週間でやろうというので
かなり厳しい企画でした。

僕がダラダラと説明するよりも実際に見ていただいた方がよくわかると思うので
ぜひ、某動画サイトなどを利用して見てみてください。


話は戻って、もう結果を言ってしまうと、不合格だったんですが
二人のかなりの成長が見られました。

そして、やっぱり僕がAKBに求めているものって、うまいとか下手とか合格、不合格とかじゃなくて
何かに対して少しでも成長しようとして努力できるところだということが改めてわかりました。
アイドルなのに泥臭いってところに魅力を感じているんです。

そういった意味では最近のAKBは面白くないのかもしれません。
選抜メンバーはほぼ固定されているし、CDも出せばミリオンヒットです。

まだ昨年のほうがBeginnerで初のミリオンもあり(メンバーのパフォーマンスはよかったと思います)
総選挙でも大島優子さんの逆転勝利だったり
シャッフル後の公演も本格的に始まったりと

なかなか起爆剤的なものはあったように思います。

ただ、最近はそれがない。メンバーの過密スケジュールのせいかはわかりませんが
明らかにパフォーマンスは落ちているし、表現力も落ちている。
(全員が全員じゃありません。)

以前はAKBという名前、自分の名前を売り出すために必死になっていた彼女たちですが、
今や国民的アイドルとも呼ばれ、売り出す必要がない状態になってしまっています。
AKBという枠に守られているような気がします。
(ただ、これは選抜常連クラスのメンバーに言えることです。)

そういった意味では今回の企画はすごく良かったと思います。
研究生とはいえ、劇場公演に出れば必ず満員で自分の名前も読んでもらえる。

雑な扱いとはいえ、有吉AKBのようなテレビにも出させてもらえる。
じゃんけん大会で勝てば選抜にも入れるかもしれない。
AKBが大流行した後に、AKBになりたくてAKBに入ったというメンバーも多いでしょう。

おそらくどこかに甘えがあったんでしょう。

映像を見れば一目瞭然ですが
劇団四季の方とは目つき、立ち方、言葉の強さまでまるっきり違います。
プロとアマの差が明らかにわかります。

踊ってみても彼女たちに表現力なんてあったもんじゃありません。
もちろんダンスも下手です。

でも!!

下手でも、失敗してもそれでも成長しようとして必死になって
練習する彼女たちの姿には心を打たれました。

徐々に目つきもかわってきていたし、踊っているときの表情も
すごく豊かになってきているのがわかりました。
僕はダンスに関しては素人ですが、ダンスに気持ちがこもっているのは
こういうことなんだと感じるほどに変わってきていましたね。

AKBのメンバーに限らず、今自分がいる世界から一歩抜け出して
違う世界を見てみるとまた変わることができるのかもしれません。

しかも今回のように彼女たちとは属性が違い、さらに表現者としては
はるか上を行くような人たちの集団に入って経験できたのはいいことだと思います。

そのおかげもあってか、僕が先日観に行ったチーム4の僕の太陽公演で
小嶋菜月さんの表情がいいなと思ったのは気のせいではないのかもしれません。

ぜひとも研究生にはこういったチャンスを生かして
ファンを拡大していってほしいところです。

今回の放送でファンがまた増えたんじゃないでしょうか。

それでは今日はこのへんで。
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